
中国では、日本で日常的に利用しているWebサイトやアプリが、通信回線によって利用しにくい場合があります。出発後に困らないよう、滞在期間と利用目的に合った通信手段を事前に準備しましょう。
中国では通信環境によって利用状況が変わる
中国国内の一般的な固定回線やモバイル回線では、Googleの各種サービス、LINE、海外のSNSなどに接続できない、または動作が不安定になる場合があります。一方、国際ローミングや海外通信事業者の回線を利用するサービスでは、接続経路が異なるため利用状況も変わります。
ただし、利用可否や速度は通信会社、契約内容、滞在地域、端末設定、混雑状況によって異なります。「どのサービスでも必ず使える」と考えず、仕事や生活で必要な機能を整理して選ぶことが重要です。
主な通信方法
| 通信方法 | 向いている場面 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 国際ローミング | 短期出張、到着直後 | 料金、データ容量、対象地域 |
| モバイルWi-Fi | 出張、複数端末、移動中 | 利用期間、通信容量、受取方法 |
| 海外通信対応のSIM・eSIM | スマートフォン中心の利用 | 対応端末、電話番号、開通条件 |
| 家庭向けWi-Fi | 長期赴任、家族、在宅勤務 | 住居の回線、利用人数、設置時期 |
用途別の選び方
短期出張
空港到着後からメール、地図、メッセージ、Web会議を利用する場合は、日本で受け取れるモバイルWi-Fiや国際ローミングが準備しやすい方法です。
長期出張・赴任
到着直後はモバイルWi-Fiを使い、住居と固定回線が決まった後に家庭向けWi-Fiへ移行すると、通信が途切れる期間を減らせます。中国国内の電話番号が必要な場合は、中国SIMも別に準備します。
家族での利用
仕事用PC、家族のスマートフォン、動画、オンライン学習など、複数端末を同時に使う場合は、家庭内のWi-Fi環境まで含めて考える必要があります。
出発前に確認するチェック項目
- 中国で必ず使いたいアプリやWebサービス
- 滞在期間と訪問する都市
- 接続する端末の台数
- 仕事用と私用の通信を分ける必要があるか
- 会社の情報セキュリティ規定
- データ容量と追加料金の条件
通信サービスの利用にあたっては、現地法令、勤務先の規定、各サービスの利用条件をご確認ください。接続状況は通信環境によって変わります。